ダイスカップ、樽型ダイス、コースター、プレーヤーカード、メモ用紙、説明書。
・ボードゲームなのにボードが無いゲーム！

箱には酒場に酒を運ぶイラストが描かれていてゲームの世界観を表しています。
ダイスカップと樽型ダイスはプラスチック製でしっかりとした作りです。
コースターとプレーヤーカードは紙製でコースターは両面イラストが描いてあります。
スコアシートはマス目がプリントしてあって親切な作りです。
説明書はイラスト付きの解説で解りやすく書かれています。

対象年齢（8才～大人）　プレイ時間20分　プレイ人数（3～6人用）
・酒の注文をうまく店主に聞かせるゲーム！

各プレーヤーはコースターとカードを持って店主役を1人決めてゲームスタート。
店主役は順番に担当して樽ダイスを全てカップに入れて振った後に開けて立っている樽をよけます。
他のプレーヤーはこの樽を見て手札のカードを2枚まで出す事が出来ます。
カードは0～7の数字があって裏向きで出したカードが注文したお酒の杯数になります。
店主は裏向きカードを見てもう一度樽ダイスを振るかどうか選ぶことが出来ます。
店主が樽ダイスを振る事を続けた場合カップを開けて樽が1つでも立っている限り振る事を選べます。
もし樽ダイスが1つも立っていない場合プレーヤーは出したカードの数字分点数を獲得できます。
プレーヤーが得点獲得する時は店主は何も獲得できません。
店主の出目が全プレーヤーの出すカード合計数より多いと各プレーヤーは出したカード数得点します。
そして店主はダイス目とプレーヤー全員のカード合計の差分自分の得点として獲得します。
反対に店主の樽ダイスの目以上にプレーヤーが注文してしまった場合店主はダイス目の分得点します。
プレーヤー側は一番高い数字カードを出した人が数字分マイナスになります。
一番低い数字カードを出した人は出てるカードの中で一番高い数字分得点します。
得点計算が終わると店主役は次の人に移り注文と提供を繰り返し75点になったプレーヤーが勝利です。

・カードの使い方以上に話術も意外と重要！

このゲームは自分に有利になる様にどのようにして店主を動かすかにかかっている。
反対に店主はプレーヤーに高い数字カードを出してもらう様に仕向けたりする。
ハッタリを言ったり出したカードの数字を店主に誤認させたり。
狸とキツネの化かし合いを楽しむゲームです。